2014年度  商法第3部

【講義予定】
はじめに
Ⅰ 商法の適用と商行為総則
Ⅱ 商事売買(1):国内売買
Ⅲ ファイナンスリース
Ⅳ 商取引の仲介
Ⅴ 商事売買(2):国際売買
Ⅵ 物流
Ⅶ 人の移動
Ⅷ 保険
Ⅸ 金融取引

5/9, 6/16, 6/20休講 補講日程については追って掲示します.


【講義資料】 
 ※一部の配布資料は教室でのみ配布します.

配布資料1
配布資料:補遺1

配布資料2
配布資料:補遺2
配布資料:補遺3
配布資料:補遺4

配布資料3
配布資料:補遺5
配布資料:補遺6

配布資料4
配布資料:補遺7

配布資料5
配布資料:補遺8

配布資料6

配布資料7
配布資料:補遺9

【教室使用したパワーポイント・ファイル】
※パワーポイントは,口頭で述べるには複雑すぎる法律関係を図示する等といった目的のために用いており,講義の重要なポイントを網羅的に拾っているものではありません.スライドにないけれども,講義で触れた重要な論点も数多くあります.以下のファイルは,講義中は図を写したりせずに,スライドを見ることに集中できるようにアップしているものであり,これを講義の要約のように受け取って復習したり,試験勉強をしたりしないように注意して下さい.

4月4日分
4月7日分
4月14日分
4月18日分
4月21日分
4月25日分
4月28日分
5月2日分
5月12日分
5月19日分
5月23日分
5月26日分
5月30日分
6月2日分
6月6日分
6月9日分
6月13日分
6月23日分
6月27日分
7月4 日分
7月7 日分
7月11 日分
7月14 日分
7月17 日分
7月18 日分


【参考文献】
Ⅰ 商法の適用と商行為総則

藤田友敬「総論:商法総則・商行為法の現状と未来」NBL935号7-16頁(2010年)
後藤元「コピー商法総則--商号・営業譲渡・商業使用人を中心に (日本私法学会シンポジウム資料 商法の改正)」NBL935号17頁(2010年)
藤田友敬「規範の私的形成と国家によるエンフォースメント:商慣習法を素材として」(COEソフトロー・ディスカッション・ペーパー・シリーズCOESOFTLAW-2006-2


Ⅱ 商事売買(1):国内売買

藤田友敬「契約法の経済学:契約関係への最適投資のためのインセンティブ・メカニズム」ソフトロー研究第11号141-168頁(2008年)
内田貴「強制履行と損害賠償――『損害軽減義務』の観点から」法曹時報42巻10号2639-2667頁(1990年)
森田宏樹「不特定物と瑕疵担保」法学教室142号31頁(1992年)
江頭憲治郎「商取引における指図による占有移転」法学協会雑誌117巻2号147頁(2000年)
米倉明「流通過程における所有権留保再論」法学協会百周年記念論文集第3巻339頁(有斐閣,1983年)


Ⅲ ファイナンスリース

道垣内弘人「ユーザーによるリース物件の使用が不可能になった場合におけるリース料支払債務」金法1396号76頁


Ⅳ 商取引の仲介


柏木昇「継続的取引契約の解消と代理店・販売店の保護」新堂幸司=内田貴『継続的契約と商事法務』(商事法務,2006年)57頁
尾島明・ジュリスト1256号177頁(最判平成15年2月21日の調査官による解説)
潮見佳男「損害保険代理店の保険料保管専用口座と預金債権の帰属(下)契約当事者レベルでの帰属法理と責任財産レベルでの帰属法理(上)(下)」金法1683号39頁,1685号43頁
岩原紳作「預金の帰属」黒沼悦郎=藤田友敬編『企業法の理論 江頭憲治郎先生還暦記念論文集 下』(2007年)421頁


Ⅴ 商事売買(2):国際売買

高桑昭「実体法に関する近時の統一法条約と国際私法の関係」法学論叢138巻4=5=6号33頁(1996)
高桑昭「国際動産売買に関する国際私法と統一法」『現代契約法体系第8巻』(有斐閣,1983年)65頁(後に,同『国際取引における私法の統一と国際私法』(有斐閣,2005年)所収)
「特集・ウィーン売買条約---国際的な物品売買契約に対する意義と影響」ジュリスト1375号(2009)
神田秀樹「外国為替の意義と機能」鈴木禄弥=竹内昭夫『金融取引法大系第3巻』(有斐閣,1983年)131頁
江頭憲治郎「手形保証とスタンドバイ信用状―――その独立性をめぐって―――」『現代企業法の展開 竹内昭夫先生還暦記念』(有斐閣,1990年)123頁


Ⅵ 物流

運送法制研究会報告書(2013年12月)
法制審議会商法(運送・海商)関係部会

落合誠一「運送法の課題」『運送法の課題と展開』(弘文堂,1994年)1頁
落合誠一「複合運送人の責任」竹内昭夫編『特別講義商法Ⅱ』(有斐閣,1995年)211頁
小林登「定期傭船契約の法的諸問題」竹内昭夫編『特別講義商法Ⅱ』(有斐閣,1995年)246頁
江頭憲治郎「貿易・海上運送とEDI」落合誠一=江頭憲治郎編『海法大系』(商事法務,2003年)371頁


Ⅶ 保険

山下友信「オール・リスク損害保険と保険金請求訴訟における立証責任の分配」川井健=田尾桃二編『転換期の取引法―― 取引法判例10年の軌跡』(商事法務、2004年)515頁
洲崎博史「保険法のもとでの他保険契約の告知義務・通知義務」竹濱修他編『保険法改正の論点 中西正明先生喜寿記念論文集』(法律文化社,2009年)82頁
上柳克郎「譲渡担保と保険」『商事法論集』(有斐閣,1999年))153頁
山下友信「生命保険金請求権取得の固有権性」同『現代の生命・傷害保険法』(弘文堂,1999年)51頁<BR>
山下友信「保険契約の解約返戻金請求権と民事執行・債権者代位請求」同『現代の生命・傷害保険法』(弘文堂,1999年)145頁
山下友信「保険契約と損益相殺---搭乗者傷害保険を中心として」同『現代の生命・傷害保険法』(弘文堂,1999年)269頁
山下友信「保険契約と民事責任」同『現代の生命・傷害保険法』(弘文堂,1999年)289頁
山田誠一「重複填補」問題の理論と現実(1)(2)」NBL508号30頁,509号27頁(1992年)
樋口範雄「Collateral Source Ruleと日米不法行為法」学習院大学法学部研究年報20号171頁(1985年)


Ⅸ 金融取引

金融法委員会「金融デリバティブ取引と賭博罪に関する論点整理」(平成11年11月29日)
新堂幸司「スワップ取引の法的検討(上)・(下)――ISDA契約の倒産法上の問題について」NBL523号6頁,524号12頁(1993年)
新堂幸司「金融派生商品取引の倒産法的検討(上)・(下)――1992年版ISDA基本契約における一括清算条項の効力」NBL552号6頁,553号13頁(1994年)
新堂幸司「多数当事者間のネッティング(上)・(下)ISDAマスター契約における一括清算条項のマルチ化」金融法務事情1469号19頁,1463号19-23頁(1996年)
藤田友敬「金融取引の決済の安定と法制度―――清算機関を通じた決済と倒産法」斎藤誠編著『日本の「金融再生」戦略  新たなシステムの構築をどうするか』133-159頁(中央経済社,2002年)